なにあそ2011年のまとめ

 2011年ももう終わり、今年のまとめをしておきましょう。


1.2011年はマルチで一緒に遊んでくれるSDCJメンバーが増えたり、他のゲームブログを書く方たち、ツイッター経由から一緒に遊んでくれる方たちが一段と増えました。ありがたや、ありがたや。そして、マルチで遊ぶときはVCを使うのが、当たり前になりました。


2.当ブログもなんと4年目に突入し、なんちゃってページビュー(PV)がこの1年で17万PVも増えました、ありがたや、ありがたや。ちなみにGoogle Analyticsによると来訪者4,3000人(ユニーク8,000人)、6.9万PV、新規訪問率16%でした。


3.さて我らがStardockですが大風呂敷を広げていたStardock CEO Frogboyもさすがに戦略変更を余儀なくされました。夢を大きく持ち、手を広げてましたが、2009年 Demigod、2010年 Elemental:WoMと連続しての失敗に、正直ゲーム部門を売却を個人的には懸念していましたが、踏みとどまり、逆に狂気とも言える2010年秋までのE:WoM購入者には以降の拡張パック2本を無償配布宣言までしてしまいました。(スタンドアロン型拡張のFallen Enchantressは、EWoM購入者は割引で$29.95、恐らくRPは$39.95くらいでしょう、なんという太っ腹さ!)


 そしてゲーム制作強化のため、リードデザイナーKaelことDerek Paxton、Jon Shaferの雇用やレイオフ人員の呼び戻しなど人的資源の確保、Impulse売却での資金確保しました。またImpulse売却を機にSteamでのソフト販売を開始しました。そして度重なるローンチ&作品的失敗に対する反省からか、納期より品質を重視する姿勢をやや見せ始め、2011年StardockのPCゲームは1本もリリースされませんでした。
(EWoMのパッチは継続していましたが、家内制手工業の悪い面が目立った印象を受けました)


 新たな展開は、11月末にXBOX向けマルチプレイ可能なカジュアルゲームをパブリッシュしたことでした。IronClad Games以外の有力な子飼いデベロッパのいないStardockがインディを育てるモデルの模索、また昨今流行りのマルチプラットフォーム市場参入への模索などを想像させます。


 2012年は、E:FEリリース(2Qリリース?)に加え、Sins:Rebelion(TBA)のリリースが予定されています。FEはまだしもリベリオンは現行エンジン改良版(非マルチスレッド)使用のわりにいろいろと拡張しており、危惧を覚えます。個人的にはSinsはもう一度、いい部分悪い部分を客観的に評価して、Sins1.5なんて中途半端なものはやめてSins2にしてもらいと思っているんですけどね。(またIronCladはリベリオン以外に新作を制作中とも言われていましたが、まるで情報が出てません)


4. 今年はバギーという言葉どころか未完成品、有償アルファとまで言われるものがAAAクラスでも製品としてローンチされてしまい物議をかもしました。
 例が適切か分かりませんが、Dungeon Defenderは度重なる延期、はては納期未定のままで、すっかりゲーマーの頭から抜け落ちネガティブなイメージすら持たれていましたが、発売され完成度やゲーム的にも一定以上の評価を受け、今年大きなセールスを打ち立てました。別に納期をないがしろにしていいという訳ではないにせよ(トレイラー作成や広告などマーケティング費がかかる)、やはりゲームはローンチ時に一定の完成度に達してしていて、面白ければゲームは売れるものだなと思いました。来年はパブリッシャも売り込むデヴェロッパも大変でしょうね。新作はもちろん、人気シリーズの続編ははなおさらそうでしょうね。



 では、皆様良いお年をお迎えください。来年もよろしくです、 ふれっくす