E:WoM と E:FEの違い


WAR of MAGIC & FALLEN ENCHANTRESS@公式フォーラムより。


 Frogboyへの質問で、最も多かったものはやはりE:WoMとE:FEの違いだそうだ。


 マーケティング担当は、彼に広い視点を保ってもらいたがっているらしい。


 Plague CatというクリーチャーはE:WoMでは登場しない、E:WoMがとてもスケールが広いからだ、E:FEでは対照的にスケールをとても絞って設計している。


 言い換えれば、E:FEはE:WoMの拡張パックではなく、Elemental Universeの新しいストラテジィゲームだ。(それゆに、例えばスターウォーズ2のように、Elemental2でなく、E:WoMやE:FEというネーミングにしている)


 E:WoMでは、そのために王国を建設し、主要な競合相手を他の王国や帝国とすることにフォーカスしている。それは感覚的にはGalCivに似ている。E:WoMでは地形効果は重要度が低く、個々の兵士やヒーローもかなり抽象化されている。


 E:FEでは対照的に、Elemetental世界そのものが敵のひとつになっている。大変動は破滅を生み出し、文化を根こそぎにし、大地は人ならぬ者に支配された。伝承の観点から見ると、E:WoMは大変動の震源から遠く離れた、Anthysの西で繰り広げられている。主に西側の人間からは、東の種族は、「The Fallen」という悪の集団として扱われている。対照的に、E:FEでは主に危険な東側の敵が課題になっている。そこで、様々な種族が生存をかけて戦っているニュアンスを知ることになる。Elemental世界は、MagnarやKraxisと同様の敵だ。


 E:FEでは、よりさらに個人にフォーカスしている。勝つことは非常に攻撃的な文明を構築するということでなく、環境に順応するためのものだ。結果として、武器、魔法、テクノロジーは、さらに独自性を持つことになる。敵が何にフォーカスしていのかを知り、対抗することが必要になる。巨大なモンスターには勝てない。(?) E:FEには家がない。都市建設はより特殊なものになった。各都市で同じ種類のものばかり建てることはないだろう、だが代わりにそこの環境とそこにある脅威に合ったカスタマイズをすることになるだろう。


Stay Tuned.


#まぁマーケティング的にもE:FEが出たらE:WoMが売れない環境になるようなシロモノを作るとは思っていませんでしたが、前に書いたTraitに続き、E:FEがどういう位置づけのゲームなのかが、見えてきたような気がします。Mapの地政学的な影響に自然の脅威が色濃く入った感じは設定に好感が持てます。(AIがネックになりそうで怖いけど)


 E:WoMが要素を詰め込みすぎて消化不良状態なのを小分けにして、丁寧に作っていくって軸線でしょうか。Sinsに続いてElementalでも、出てきたUniverseっていうまとめ方最近目につきます。SDで流行ってるのかな?w また、別の機会にチラシの裏的な話はするとして、今後の拡張第2弾、以降?などのあとで、それらで得た経験その他から、E:WoM2もありだなってちょっと思いました。詰め込みすぎとはいえ、今でも抽象的すぎる部分の一部を丁寧に改良してバランスをとればE:WoMは、まだまだ可能性あると、個人的には思ってます。でもまずはE:FEでマーケティング的なリベンジを果たさないとね。(しかしOOMがいまだ治らない・・・)


 さてたまにある質問で、「E:WoMを買うべきか?」ってのがありますが。信者を自認する方はすでに、もう買ってるはずなのでw一般の方と限定するならば、私の答えは「買うべき、しかし、それは今ではない」というところでしょうか。(今のところ全然ないと思うけどセールで$10とかになればあり)Frogboyは地道にElemental Universeの一部であるE:WoMを拡張の売上を使って?今後もブラッシュアップを続けていくような気がします。「E:WoM大型Updateきたー!」って記事を今後書く時がくればいいな。