Elemental: War of Magic の基礎2
Elementalってどんなゲーム?これをうまく紹介しているのが、上記のフォーラムの記事。英語が苦手な人でも、ブラウザの翻訳機能やSSを見ていればある程度雰囲気がわかると思う。
Master of Magicをリスペクトしたゲームなのだが、MoM自体を知らない人にはとりあえずSRPGと言っておこう。 (公式ではA strategy game in an RPG worldと称しているが、日本ではSRPGが通りが良いように思う)
要素的には、
- 街つくり
- 資源集め(お金、マテリアル、人口、メタル、クリスタル、食料)
- 人口が増えると、街レベルが上がって作れる施設が増える。
- 仲間集め
- お金を払って、NPCチャンピオンを雇うことができる。
- 彼らは独自の技能を持ち、主人公と同じようにレベルアップしたり、装備交換も自由にできる
- 技術研究
- タクティカルバトル
- フィールドで敵とのシンボルエンカウント、またはイベントで戦闘発生
- 戦闘フィールドで1ユニットずつ操作することができる。
- ユニットによって、魔法攻撃、遠距離攻撃、近距離攻撃などができる。
- 戦闘速度が速いユニットは、1ターン中に複数回アクションができる。
- ただし、現在は演出的に(´・ω・`)な出来具合
- プレイモード
- シングルキャンペーン
- シングルシナリオ
- オンラインマルチプレイ
発売はまもなくの8/24。
通常版$50、リミテッド版$70
以下は完全に余談&私見ではあるが、残念ながら発売直後の品質はいまいちな場合が多い、ブリザードのようにお金があるわけではないので、ゲームが完璧な状態になるまで、発売時期を調整するようなことは、会社の規模、力関係的に無理、プリオーダーでお金を集め、Beta版をプリオーダー者にBetaソフトを公開し、Forumでユーザーの意見を集め、参考にしつつ、ゲームをブラッシュアップして作っていく開発手法をとる。また、発売後、ブリザード同様に長期的な無償ポストリリースサポートを続けてセールスを伸ばすビジネスモデルを採用している。
まぁスタクラ2発売直後なので、ブリザードを比較にあげてしまったが、Stardockとブリザードと比べるのは酷なところではある。現在の規模では、ニッチ層しか狙えない彼らは、デジタル販売サイトImpulseの運営、ゲーム開発・出版に加えて、Impulse::Reactor(DRM、コミュニティサービス、ゲームマッチングサービス、アチーブメント管理)というゲームプレイ環境サービスの提供(ゲーム開発者への販売)を始めており、まさにSteamworks、Battle.net2.0のフォロワーではあるが、開発、出版、販売のGamersGate、販売、レビューのD2D、ゲームプレイサービス提供、ゲーム販売のGFWLなどとの差別化をはかりつつ、業界で生き残るために必要なものをさらに模索しているように思える。