Din's Curse 紹介


 Din's Curse はハック&スラッシュRPGだ。Diablo、Titan quest、Sacredなどが有名どころで、来月にはダンジョンシージ3も発売、それ以外にも多数の大手、インディから発売されている定番ジャンルの一つで、インディの中ではメタスコア76を得ており、知名度はそこそこある方ではないかと思う。


 TQ,Sacredのようなオープンワールドなフィールドでの冒険ではなく、設定的にはDinの呪いにより、街を訪れては街の人の手助け(クエスト)をこなすためにダンジョンに潜り敵を倒したり、アイテムを集め、時には街を襲撃してくる敵を撃退することで善行を積み、また次の街へ赴くという感じでゲームが進んでいく。


 Din's Curse HELP がとても丁寧に説明されているサイトだ。


 キャラメイクは、Warrior、Rogue、Priest、Wizard、Ranger、Conjurerの6種類 (拡張パックのDemon WarでDemon Hunterが追加)の基本職か、あるいは、各職業が持つ3つのスキル群(計18群+3)から2つのスキル群を任意に選択するハイブリッド職がある。ステータスは職業をベースに決定される。
 以降は、レベルアップごとにステータスポイント、スキルポイントが得られ、それを配分していく形になる。ステータスはそれ以外にもエンチャントされたアイテムを装備したり、POTを飲んで一時的に上げることもできる。


 参考 プレイ動画@Justin.tv (マルチプレイについては別途動画を録る予定)


 デヴェロッパのSoldak Entertainmentは、インディ系の小さな会社だが、バグ修正は無論、バランス修正のためのパッチも結構長く出す会社のようなので、信頼はおけるかと思う。
 現在、Soldak製品は、Depth of Peril($15), Kivi's Underworld & Multi用拡張パック(各$10), Din's Curse & Demon War 拡張パック($20、$10)となっている。
 販売は少しややこしい。SteamはDoPのみ、GGはKiviの拡張以外すべて、ImpulseがKivi、Din'sの拡張以外すべてとなっている。SteamではDin'sが理由なしで販売拒否されているため、今後も販売の望みは薄そうだ。また、Impulseもv1.023まではリリース後2,3日でパッチが配布されていたがGameStopによる買収以降のver1.024はリリース後2週間経過した今でも配布がなされていない。(Impulseフォーラムにはいつリリースするの?って書いておいたが・・・) ちなみにSoldakサイトにはImpulse版でも適用して動くはずだよと書かれていて、実際にうちはImpulse版なのだがパッチを当ててプレイしている。


 誰しも作り手、売り手はゲームが売れて欲しい、ただ、自らが作ったゲームを愛し、多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちと商業主義のバランスの問題は、業界の課題なのだが、どうもGameStopに対してはSoldakは黄色信号を感じているようだ。


 埒もない話をしてしまい恐縮であったが、上記のサイトや動画を参考にしてもらって、興味が湧いた方は是非、本家HPでDEMO版を試して、貴方に合うかみてもらいたい。余談だが、次回作のサマリーは"MOO from a mercenary captain's point of view." という大変興味深いアイデアのゲームだ。種族間の宇宙制覇の争いの渦中で、傭兵としてどこに付くか判断して生き残り、金を稼ぎ自分の船をどんどん大きくしていく、そんな感じらしい。


 今後が楽しみなデヴェロッパです♪